農+(プラス)ビジネス北海道

北海道の農業ビジネスニュースを十勝から発信!

記事の条件検索
  1. HOME
  2. 特集
  3. 食・農 支える新技術~とかち財団研究より…

AGRI + 特集

食・農 支える新技術~とかち財団研究より(6)「チーズの乳酸

食・農 支える新技術~とかち財団研究より(6)「チーズの乳酸

 チーズのうま味やコクを左右する乳酸菌。近年、ナチュラルチーズの消費量は日本でも増加傾向にある。ただ日本ではチーズの国産乳酸菌がほとんど開発されていない。国内オリジナルの乳酸菌を開発することで、消費者の製品イメージを高められると期待されている。将来的には、十勝発の乳酸菌を使った、地場のチーズ工房による製品作りを見据えている。

 チーズの国産乳酸菌研究は、とかち財団のほか函館や北見などの研究機関で進められた。とかち財団が研究した乳酸菌は、道内各地で開発した532の乳酸菌のうち、最も優れていると判定された。

 試作はゴーダチーズを使用。海外産の乳酸菌を軸に、国内で開発中の乳酸菌を補助的に使った。その後、熟成の途中でも、うま味やコク、香りを従来型のチーズと比較した。

[img:504012-2,2] 十勝発の乳酸菌は熟成1カ月時点でうま味に関し高い値を出しており、従来型を大きく越えた。コクについても1カ月までは変わらなかったが、2カ月で従来型を越えることが分かった。

 香りは解明が難しい分野とされるが、ものづくり支援部食品加工技術センターグループの高谷研究員は「十勝の乳酸菌は、香りを構成する成分がうま味にも作用しているのではないか」と仮説を立てる。

 従来型のチーズでは製品化に必要な味に達するまで、熟成に3カ月程度を必要としていた。今回の研究を通じて、十勝の乳酸菌が従来型より短時間で求められる味にたどり着くことが明らかになり、良質なチーズの量産化につながるとみられている。

 高谷研究員は「今後、チーズの健康効果の研究など広がりのある分野」と話している。(おわり、本田龍之介)

食・農 支える新技術~とかち財団研究より(6)「チーズの乳酸(全0件)

投稿ポストPOST

さまざまな業種のPR情報、新商品を紹介しています。新商品をPRしたい企業の皆さま、ニュースリリースは投稿フォームにお寄せください。

情報募集!ニュースリリースを投稿する「投稿ポスト」

トピックス(新着1件/全1247件)

農業往来(新着0件/全230件)

オススメリンク

  • 井関農機

    井関農機

  • ヤンマー株式会社

    ヤンマー株式会社

  • ホクレン

    ホクレン

  • フィード・ワン株式会社

    フィード・ワン株式会社

  • 富士通 食・農クラウド Akisai(秋彩)

    富士通 食・農クラウド Akisai(秋彩)

  • 病害虫・雑草の情報基地

    病害虫・雑草の情報基地

  • 株式会社Anicall

    株式会社Anicall

  • CORNES AG(コーンズ・エージー)

    CORNES AG(コーンズ・エージー)

AGRI + BUSINESS HOKKAIDOホーム