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食・農 支える新技術~とかち財団研究より(4)「血乳検査装置

食・農 支える新技術~とかち財団研究より(4)「血乳検査装置

生乳への混入
光で測定 品質向上に寄与

 農家から集荷される生乳に混入する血液の量を量る装置を開発した。ものづくり支援部の菅原崇研究主査は「集乳業者に使ってもらえるよう、今年中にリリースしたい」と話す。

 生乳中の血液を定量測定する技術はこれまでなく、集荷時に運送担当者が目視による検査を行っていた。検出精度は検査員の経験によるため、定量的評価のニーズが高く、農業団体からの依頼で2014年度から研究を進めてきた。

 装置は採取した生乳に光を当てて分光器で波長を分析し、血液混入を判定する。目視による視認限界は血液濃度0・01%といわれるが、装置を使うことで0・002%まで精度を上げることができる。

[img:15888292760,2] 光の集まり具合を示す「吸光度」と混入した血液の量には比例関係があることが分かっており、複数のサンプルによる検証で、吸光度から血液の混入量を計測する「検量線」を作成した。

 装置には生乳のサンプルを差し込むことで、20秒ほどで測定結果が出る。データはクラウドで管理でき、日々のデータも蓄積できるという。

 開発当初からは装置もコンパクトになり、計測精度も上がったという。初期から研究を重ねてきた田村知久課長は「生乳に含まれる脂肪分や体細胞などによって光の通り方が違うため、他の成分に影響を受けずに測定できる検量線の調整に時間を要した」と話す。

 今年中にもテストを重ねて集乳業者に活用してもらう考え。トラックで移動する業者のため、小型化し多少の熱にも耐えられるように設計した。菅原主査は「生乳の品質を担保する労力も少なくなる。省力化で品質向上のお手伝いをさせていただきたい」と話す。(川野遼介)

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